「壁打ちをずっとやっているのに、なぜか試合では全然違う動きになる」
そう感じたことがある方、けっこう多いのではないでしょうか。
壁打ちは反復できる。好きな時間にひとりでできる。それなのに「試合で役立たない」「上手くなっている実感がない」という声が出てくるのには、理由があります。
壁に向かって打つこと自体が悪いのではなく、何を意識しながら打つかで、壁打ちの効果はまったく変わります。
壁打ちが意味なく感じる、よくあるパターン

壁打ちで伸び悩む方に共通しているのは、「ボールを返すこと」が目的になっているケースです。
壁から跳ね返ってくるボールのスピードに合わせようとすると、自然と腕で合わせにいく動きになります。そのまま繰り返すと、手打ちのフォームが体に染み込んでいくことがあります。
試合でラリーが安定しないのも、壁打ちが意味ないのではなく、手打ちのまま反復してしまったことが原因になっていることが少なくありません。
体の使い方を変えると、壁打ちは最高の練習になる
下半身から連動して打つ感覚を意識しながら壁打ちをすると、ラリー本数より「一球一球の質」がはっきりわかるようになります。
軸がぶれたとき、力んだとき、ボールの乗りが全然違うからです。
「壁は嘘をつかない」とよく言われます。体の使い方が整っているときのボールと、力んでいるときのボールは、手応えも弾道も明らかに変わります。その差を感じながら練習できると、壁打ちは試合直結の練習になります。
壁打ちで体の使い方を磨く具体的な練習法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
→ 壁打ちで上達しない人がやりがちなこと|体の使い方で変わる一人練習
よくある質問
壁打ちは試合の練習に使えますか?
体の使い方を意識して打つ壁打ちは、試合に十分使えます。一人でフォームの感覚を確かめる練習として、スクールのレッスンと組み合わせている方もいます。ただし「ボールを返すだけ」の繰り返しになると、手打ちの癖がつきやすいため注意が必要です。
壁打ちで何を練習すればいいですか?
フォームの確認よりも、「どこに力が入っているか」の感覚を確かめる練習に使うと効果的だと言われています。体の軸が安定しているときのボールの手応えを自分で感じられるようになると、徐々に試合でも再現できるようになります。
壁打ちが変わるのは、見る場所を変えたとき
壁打ちを続けても変わらないと感じる場合、練習の量よりも練習の中身を変えるほうが近道になることがあります。
「今ラケットはどこで当たっているか」「腕と体はどうつながっているか」を意識するだけで、壁打ちの質が変わってきます。一人練習だからこそ、体の感覚に集中できる環境でもあります。
壁は正直です。体の使い方が整っているときのボールは、手応えも飛び方も違います。そこで少しずつ積み上げた感覚が、試合のラリーでも出てくることがあります。意味がないと感じていた壁打ちが、体の使い方を変えるきっかけになった、そういうことがあります。
体の使い方から変えたいと感じることがあれば、こちらもご覧ください。


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