テニスが上手くなる方法|動きのコツをつかめば上達が早くなる

テニスが上手くなる方法|動きのコツをつかめば上達が早くなる テニスが上手くなる方法

テニスのフォームを直しても、体幹を鍛えても、試合になると同じことを繰り返す。それって技術の問題だけじゃないのかもしれない。

でも、上達が早い人を見ていると、技術の数より前に変わっていることがあります。体の使い方です。

上達が早い人って、どこが違うんだろう

上達が早い人って、どこが違うんだろう

上達が早い人を見ていると、パワーがあるとか、センスがあるという印象を持つかもしれません。でも実際に見ていると、ボールを打つタイミングや準備の早さ、体の動かし方に一定の共通点があることに気づきます。

一言でいうと、「必要なところ以外、あまり力が入っていない」のです。

インパクトの瞬間にラケットがズドンと入っているのに、その直前まで手や肩がリラックスしているように見える。こういうプレーは、腕だけで打とうとしているとなかなかできません。どこかで下半身から力が伝わってきて、腕はその流れに乗っているだけ——そういう体の使い方になっていると言われています。

逆に、上達の停滞感を感じやすい人は、腕やリストで何とかしようとする傾向があります。テイクバックは早くできているし、フォロースルーも意識している。それでも試合でミスが続く場合、技術の問題ではなく「体の使い方」に手がかりがあることが多いです。

スプリットステップを踏んで準備を整えること、打点に入るまでの動きをスムーズにすること——こうした準備の部分も大切ですが、準備ができていても力んで打てば結果は変わりません。準備と、力の抜き方は、セットで考える必要があります。

打つことに意識が集まりすぎると、準備に使うべき時間と体の余裕がなくなってしまいます。「準備が8割」と言われるのも、そういうことだと思います。

上達しない理由をもっと詳しく知りたい方は、テニスが上達しない人の共通点 の記事も参考にしてみてください。

フォアハンドで腕に頼らなくなる感覚

テニスのストロークの中でも、フォアハンドは「手打ち」になりやすいショットです。

利き手側に来たボールを打つとき、どうしても腕が先に動いてしまいます。テイクバックして、そのまま腕を振ってしまう。こうなるとラケットのヘッドが走らず、コントロールも安定しません。スピンをかけようとするときも、腕で回転をかけようとするほどミスが増えることがあります。

フォアハンドで体の使い方を変えるヒントは、「打ちにいかない」という感覚にあります。ラリーの中で、ボールが来たときにすでに下半身が動いていて、体が回転する流れにラケットが乗る——そういうイメージです。腕を使う意識を減らすほど、かえってスイングがスッと出やすくなると感じた方がいます。

フォロースルーを大きくする意識も、腕を振り切ることが目的ではなく、力みをリリースするための動きと考えると変わってきます。腕をどこまで振るかより、インパクトの前後で体の回転が続いているかどうかが大事になってきます。

実戦でフォアハンドのミスが増える場面では、テイクバックが遅れていることも多いです。ただ、「早く引かなければ」と急ぐほど肩や腕がぎゅっと固まって、かえって動きが出にくくなることがあります。早さと体の余裕は、セットで考える必要があります。

体幹が使えてきたと感じるのはどんな瞬間?

「体幹を使って打て」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。ただ、体幹を鍛えることと、体幹を使って打つことは、別のことです。

体幹が使えると、腕だけで打つより力がボールに乗りやすくなる、という事例があります。腕は体の中心から末端につながっているので、体の真ん中から動きが始まれば、腕はその動きをただ受け渡すだけでよくなります。結果として、余計な力みが入りにくくなると言われています。

体幹を「使える」状態というのは、バランスが取れていて、上半身と下半身の連動がスムーズになっている状態に近いです。体が一本の軸のようにまとまっていると、スイングのバランスが安定しやすくなります。

サーブでも同じことが起きます。腕の力で打ち込もうとするより、下半身から体全体を使ってラケットを振ったほうが、速く安定したサーブが出やすいと言われています。スマッシュでも、体の回転がうまく使えているときはラケットが自然に走ります。

体幹が使えている状態かどうかは、打ち終わったあとのバランスで分かることがあります。ストロークを打ったあとに体がふらつくか、しっかり立っていられるか——こういう場面で体全体の連動が試されています。

力んでいたのに、なぜか自然と抜けてきた理由

「力を抜け」と言われても、どうすれば抜けるのか。これはテニスプレーヤーにとって、長年の悩みです。

意識して力を抜こうとすると、どこかに意識が集中してしまって、かえって力が入ってしまうことがあります。「手首をリラックスさせよう」と思うほど手首が固まる、という経験をした方もいるかもしれません。

脱力が難しいのは、力を抜く場所を局所的に意識しているからかもしれません。腕だけ、手首だけ、肩だけを抜こうとするより、体全体のバランスが整っているほうが余計な力みが入りにくくなる、という事例があります。

具体的には、下半身がしっかり地面に接していると、上半身の力みが抜けやすくなることが指摘されています。足元の安定が、腕の緊張を和らげる土台になるイメージです。ラリー中に足が流れている状態では、腕が力みやすくなります。

また、力みはグリップにも出やすいです。ラケットを強く握っていると、腕全体が固まってヘッドが走りにくくなります。逆に握りを緩めると怖い、と感じる方もいますが、それはグリップではなく体全体で支えられていないために起きる感覚かもしれません。

体の土台が整ってくると、自然にグリップの余計な力が抜けてきた、ということがあります。脱力を「部分的な操作」ではなく「体全体の状態」として捉えると、アプローチが変わってきます。

体の使い方をもっと具体的に感じてみたいという方は、こちらからどうぞ。

体の使い方を体験してみたい方へ

体の軸を作るとテニスのプレーがどう変わるのか、くわしくはテニスで体の軸を作るメリットにまとめています。

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